「忍風戦隊ハリケンジャー」のクワガライジャーや「イケメンパラダイス」に出演した姜暢雄(きょうのぶお)。
名前からもわかる通り在日韓国人(現在は帰化して日本国籍)です。実家や生い立ちがなどが俳優の仕事に与える影響も気になりますね!。
出身校やエピソードなどを調べましたので是非見ていってください。
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姜暢雄の実家は兵庫県姫路市!
姜暢雄さんの実家は兵庫県姫路市です。
兵庫県姫路市と言えば姫路城がとても有名です。
別名白鷺城(はくろうじょう)とも呼ばれ真っ白で優美な外観も特徴的です。日本で最初の世界文化遺産にも指定され国宝として扱われています。
姜暢雄は高校卒業までは地元の姫路市で過ごし、コンテストで賞を受賞したことで上京します。
19歳の時に第11回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞/Pメールグランプリを受賞。これがきっかけとなって芸能界入りし、2002年『忍風戦隊ハリケンジャー』でTVデビュー。
コンテストには姉が勝手に応募したようです。家族構成は両親と姉が一人います。
当初は父親の経営する会社の後を継ぐ予定だったようですが、多数のスカウトを受けて進路を変更しました。
ちょっと怖そうなお父さんですね。姜暢雄によるとフランスの俳優のジャン・ギャバンに似てるそうです。
ちなみにジャン・ギャバンはこんな感じです。
出典元:美しき女たち男たち
確かにお父さんと雰囲気が似ている気がしますね。
姜暢雄は舞台「ディートリッヒ」でジャンギャバンを演じています。何か運命的な物を感じますね!
姜暢雄の学歴・出身校は?
出身中学は不明でしが出身高校は市川高等学校卒業を卒業しています。
私立の仏教系の高校でクラブ活動にも力を入れいる高校です。偏差値は40~54で野球では甲子園出場、相撲では全国大会優勝という実績もあり、卒業生には元プロ野球選手や元プロ力士がいます。他にも有名な卒業生にネプチューンの名倉潤がいます。
姜暢雄はサッカー部に所属していました。サッカーは高校から始め、ポジションはでサイドハーフでした。
小中学校の時にはサッカー部がなかったので中学時代は野球部に入り、部活動が終わった後にボールをけっていました。
サッカーに興味を持ったきっかけには海外のリーグでセリエAの試合を見て衝撃を受けています。当時はACミランが好きで特にロベルトバッジョのプレーに夢中になっています。
高校時代は今までの反動からかサッカーへの熱がすごく未経験からポジションを獲得しています。とても練習熱心だったようですね。
実家ぎ隣の保育園から高校まで全部一緒に過ごした、しゅんちゃん(^ ^)懐かしのシュークリーム、マドレーヌ!!
しゅんちゃんの親父さんもまだまだ元気やなー! pic.twitter.com/4ySF6r2eUE— 姜 暢雄 (@kyo_nobuo) April 1, 2018
姜暢雄の生い立ち
姜暢雄は在日3世で韓国人です。現在は帰化し、国籍は日本国籍です。日本の血は入っていないようで韓国ハーフなどではないそうです。
通名は小山ですが、本名を名乗っているのは・・・
「在日であることを隠したくない」
出典元:東洋経済日報
との思いから本名で活動しています。
在日韓国人という生まれが少し特殊ですが、姜暢雄もそういったことを感じることがあり、子供の頃は日本で暮らすことが辛かったと話しています。
姜暢雄が自身の生い立ちについては自分の体を流れている血が韓国ということで色々な思いがあったそうです。祖先がなぜ日本に来たのかといったことや戦争についておばあちゃんに教わり育ちました。
祖父や祖母は日本のことが好きになれなかったらしくそういった思いには理解を示していますが、本人は反日感情というものは全くないと言い切っています。
親の前などでサッカーの日韓戦を見ていた時は子供ながらに遠慮していたり、友達にも自分が韓国人だと言えなかったそうです。
友達にも色々な人がいたようで・・・
『そんな事、全然、関係ないやんけ!逆にお前がそれでホンマの友達や思ってへんかった事が腹立つわ!』と本当に良い仲間に出逢えるときもあれば、『え!そうなん・・・なんか・・・凄いな!』とか『遊ぶときなんか変な感じやわ(笑)』とか。他にも、ちょっと書けない事も言われたこともありました。
出典元:Ameba
幼少期は色々な思いをしてきたようですが日本を恨んだり、反日感情は持っていないようですね。
小さい頃のことに対して今はこんなな気持ちを持っているそうです。
「僕は2つの国のお陰で、経験できない感情を体験している。こんな経験は普通に生きていたら絶対できないし、得してる!」
出典元:Ameba
物凄くポジティブですね!!色々な体験で感じた感情が現在のお仕事の舞台やドラマといった役者という仕事で生かされているのでしょうね!!。
姜暢雄が名わき役の理由!
生い立ちなどのマイノリティーとして生きてきた境遇も現在の役者観やサッカー観などの考え方に大いに反映されています。
姜暢雄はサッカーを高校生の時に本格的に始め現在でもソナーポケットのeyeronが立ち上げたフットボールチーム、「FC PROMISE」に加入するなどプライベートでもサッカーやフットサルなどを定期的にプレイしているようです。
姜暢雄の高校時代のポジションはサイドハーフです。このポジションはチャンスを作り出すのが仕事です。ボールを前線まで運んだりゴール前にパスをだしたり、ゴールをアシストすることが多い役目を担っています。
サッカーでもアシスト役だったり、俳優もわき役の多い姜暢雄。
ですが特段、主役には興味がないようです。
「舞台でもサッカーでも、主役じゃなくていい」
出典元:ROOTS
と発言しています。
その発言の通り名わき役として活躍していますね。こうした考え方も生い立ちや出自などの影響も感じられました。
また姜暢雄はサッカーと舞台の共通点をこう話しています。
「舞台とサッカーは似ている」
「芝居では、全員が“終演”というベクトルに向かっていくのと同じように、サッカーでは、まさにゴールに向かっていく。これは本当に同じような感覚」
「舞台でもサッカーでも、自分はストライカーではなくシャドーストライカーが性に合う。主役じゃなくて、『あいつ、なんか気になる』っていうポジションに常にいたい」
「両方とも、空間を埋めていく作業だということ。舞台上では会話をする場所によって見栄えが全く違うし、どうしたらよく見えるのかというセオリーがある。つまり、限られたスペースをどれだけ生かせるのかがポイント。サッカーでポジショニングが悪い人は、舞台での動きもイマイチってことがよくある」
「もちろんゴールは最高だけど、でもそれ以上に、得点までのプロセスを楽しむタイプ。それは役者としてもサッカーのプレーヤーとしても変わらない」
出典元:ROOTS
中々ユニークな考え方をしていますね。わき役として重宝されるのもこうした考え方が備わっているからなんですね!!。
サッカーには高校卒業後はボールに触れない期間もあり、ブランクもありましたが今後はサッカーも継続していきたいそうです。目標は俳優の大先輩でもありサッカー好きな勝村政信のように長くプレーしたいそうです。
生い立ちだけでなく、趣味のサッカーも俳優の仕事に生かすことができているようです。
まとめ
姜暢雄の出身は兵庫県姫路市でコンテスト受賞した後に上京して俳優として活動をスタート。
幼少期は出自でつらい思いをしましたが、その経験が今の役者の仕事に役立っています。同様にサッカーで培った経験も生かしている。
主役として活躍するタイプではありませんがわき役として欠かせない役の姜暢雄。これからも、作品に花を添える名わき役としてたくさん活躍していってほしいですね。