俳優の加藤和樹というとテニミュの跡部景吾を思い浮かべる人も多いと思います。
加藤和樹が演じた跡部景吾は完ぺきで非の打ち所がないと言われるくらいで伝説にもなっています。伝説になっている理由についてやオーディションから神がかっていたエピソードなど世間の反応についても調べました。
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加藤和樹はテニミュ跡部景吾が伝説!
加藤和樹はテニスの王子様のミュージカルで跡部景吾役で出演しています。
引用:JCASTニュース
跡部景吾というキャラクターはテニスの王子様に登場する中でも人気のあるキャラクターです。主人公が通う青春学園のライバル校に当たる氷帝学園のトッププレイヤーで部長というカリスマ性に溢れています。俺様キャラでもあるので「跡部様」の愛称でも親しまれています。
加藤和樹は跡部景吾役の初代キャストでミュージカルテニスの王子様は2005年夏より上演が開始された「ミュージカルテニスの王子様The Imperial Match 氷帝学園」より2008年の冬の公演まで約3年半、跡部役を演じています。
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このミュージカルテニスの王子様が出世作になった加藤和樹ですが、この跡部景吾役が伝説と一部で言われています。
通常マンガ原作のミュージカルに出演する役者は2.5次元俳優と呼ばれますが、加藤和樹の演じる跡部景吾に至ってはもはや2次元レベルのクオリティで「2次元から出てきた」や「2次元に最も近い」など完全に2次元と同様の扱いです。
跡部景吾というキャラクターも現実離れししていますし、そもそも原作アリの実写化は難しくその上で非現実的な難しい役を現実感を与えるほどの説得力出し演じきったことが加藤和樹の跡部景吾が伝説と言われている理由です。
あまりにも完成度が高かったため名字の「かとう」と自身と役の「あとべ」と合わせて「かとべ」と呼ばれており、このかとべが一部で伝説扱いになっています。
引用:Ameba
高い評価の理由は原作を知っていてなおかつテニミュを実際に観た人にしかわからない部分が大きいでしょうが、伝説や神とまで評価されていることは決して誇張されたものではなく、それだけ圧倒的な存在感を示せたことは数字として結果に現れています。
テニスの王子様ミュージカルは通算公演数が1800回、累計動員数290万人というモンスターコンテンツです。数字を見ればそのすごさがわかりますね!!。現在でこそ定番のミュージカルとして扱われていますが当初は少年マンガのスポーツ物でキャストは男性のみという作品はあまり見られませんでした。それ以外にもメディアも演劇という人を選ぶ形でメディアミックス先としても馴染みはなく一般的ではありません。
原作こそ人気作品でしたが初演にもそういった影響は見られました。前売り券はほとんど売れることはなく、初日は3分の1しか座席が埋まりませんでした。ミュージカルという形はあまりにも馴染みが薄く原作やアニメのファンの認知や関心を得られなかったようです。しかし、クチコミで少しづつ客足が増加し、追加公演を重ね原作を追う形でのシリーズ公演を続け原作でも人気の氷帝学園が登場し人気が頂点に達します。
加藤和樹の演じた跡部景吾は人気キャラランキングでも常に1,2を争う人気キャラですし、一歩間違えれば大惨事になってしまう難しい役を期待以上こなしたことで大人気のミュージカルを作ることに人一倍貢献しています。
ミュージカルテニスの王子様が成功をおさめたことで集英社はさらに他のジャンプ連載作品を続々とミュージカル化します。その動きを他社も追従しマンガのみならずゲームなどのコンテンツのミュージカル化も今では当たり前ですね。この動きを作ったテニミュは2.5次元ミュージカルの走りとなっています。
圧倒的な動員数を誇るミュージカルの大成功や2.5次元ミュージカルの一般化という流れへの貢献。ミュージカルでの圧倒的な存在感。テニスの王子様のミュージカルで跡部景吾役を演じていた人は何人かいるのですが、その度に加藤和樹の演じていた跡部景吾こそ本物といいう評価。この3点を考えると伝説という誇大な表現も妥当です。
結果や役柄の評価からも加藤和樹の活躍が舞台の立役者であることは間違いないようですね!!。
加藤和樹はテニミュ跡部景吾が伝説!オーディションから神!
加藤和樹の演じた跡部景吾が伝説になったのにはオーディションからです。加藤和樹は自身のインタビューで加藤和樹演じる跡部が伝説になった理由をこう答えています。
「それはやっぱり僕がもともと『テニスの王子様』という漫画が好きで、一番好きなキャラクターも跡部だったってことが大きいと思います。跡部をやるのは自分しかいないと思っていたので、オーディションにも「だって俺、跡部だし」みたいなテンションで行ったんですよ(笑)。自己紹介でも「跡部景吾です」って言いましたし。やっぱり跡部への愛というか、熱量だと思います」
引用:げきぴあ
気持ちの強さが伝説を作ったようですね!。オーディションを受けるにあたり原作を読みこんで服装から髪型キャラクターの癖など徹底的に作りこんでいます。加藤和樹はオーディションの時からキャラ愛に溢れていたました。気持ちだけでなくその気持ちが行動にも如実に表れていて跡部役にはなるべくしてなったとも言えますね!!
引用:CLOSE UP
オーディションでは自信満々な加藤和樹でしたが、実は初めてのミュージカルで正直不安が大きかったようです。役も重要な役どころですし、プレッシャーはあったようでしたが稽古を重ねる内にその不安は薄れていったようです。さらに公演が始まり観客から感想を聞いたことも自信に繋がり跡部役を確固たるものにしていきました。
こちらは最後の公演の舞台裏ですがとても落ち着いているように見えます。
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かとべにはオーディションからの熱意ももちろんありますが稽古や本番などを通して、本物に近づいて行ったようですね!!。
ちなみに「かとべ」にはには特殊能力があるとされており、「かとべゾーン」なるものが存在するという都市伝説が有名(笑)のようです。
※かとべゾーンとはカメラマンが無意識のうちに本気のカメラワークを自然に行ってしまうというもので、加藤和樹の跡部役が圧倒的である所以のようです。
引用:twitter
跡部景吾が現実にいたらそんな感じなんだろうなというのが伝わってくる逸話でしたね。
しかし伝説を作ってしまうくらいのものっだったので「かとべ」からの脱却はとても大変だったようす。アーティストとして自分の初めてのライブを行う時の苦労をインタビューでこう語っています。
初ライブをやるときには『加藤和樹』というアーティストを見に来ているのか跡部をやっていた『加藤和樹』を見に来ているのかというような様々な葛藤がありました。以前はブログで「うちのオカンが」って書いたりすると、「跡部様は”オカン”なんて言わない!」って離れちゃう人もいたりして。
引用:げきぴあ
確かに跡部様はオカンとは言わないですよね~。かとべの伝説はかなり重いようで大変みたいです。個人的には跡部様が「オカン」と言っている姿はとても見てみたい気がします(笑)。
コチラが「オカン」といいそうな跡部様です。
引用:CROOZ blog
かわいらしいですね!!。
加藤和樹はテニミュ跡部景吾が伝説!世間の反応は?
ここでは実際に加藤和樹の跡部に対する反応も調べてみようと思います。
しかも加藤和樹さんまで!!!跡部さま!!!マレウス役のはずなのにBGMが自分の中で完全に氷のエンペラーやった。
— まさぽんす (@masaponz2371) October 11, 2020
加藤和樹さんって跡部のイメージが強過ぎて何をやっても農民体験をする跡部、しがない記者になってみた跡部に見えてしまってちょっと面白いんだよね。顔と声が良すぎるからかなあ
— Henriette (@Henriet15058768) October 13, 2020
加藤和樹という名前何年振りに見たんだろ…
テニミュの跡部はこの人しか考えられない— しるお (@troisnkl) October 7, 2020
今日は手塚部長の誕生日であり、私の最推しの初代氷帝の跡部景吾を演じた加藤和樹さんの誕生日だね🎂🎉おめでとうございます!みんな初代氷帝見てくれ……モノホンがいる。
— おずみ (@ozumi_prns) October 7, 2020
約10年経つというのに、未だに「俺様の美技に酔いな」CV:加藤和樹(ニャンちゅう)が頭から離れない….!#加藤和樹 #跡部景吾 #テニミュ #初代氷帝 #ニャンちゅうチャレンジ #もはや呪い pic.twitter.com/jnMqLvSacx
— メス猫 (@mesu_neko_kk) August 16, 2016
伝説と言われるだけあり加藤和樹といえば今でも語られることはあるようですね!!世間の反応を見たところ伝説である理由を再確認でしましたね。
加藤和樹本人も跡部役は特別だったようでこのようなツイートを残しています。
あなたは永遠の憧れであり、ライバルであり、そして俺の一部。あなたがいなければ今の俺は存在しません。出会ってくれてありがとう。あなたと出会えて俺は幸せです。これからも共にあり続けましょう。
跡部さん、誕生日おめでとう。— 加藤和樹 (@kazuki_kato1007) October 4, 2019
色々な人にとっても特別でしたが本人にとっても跡部は特別な役だったんですね!!。加藤和樹も公演後のコメントでたくさんの人たちのおかげでミュージカルが成功したことやまたみんなに会えたらとも話しておりとても良い経験ができたことを物語っています。
加藤和樹はテニミュ跡部景吾が伝説!まとめ
加藤和樹の跡部が特別だと言われている理由がホンモノと言われている理由について調べましたが、その理由には加藤和樹の努力はモチロン観客の声援や喜びがあったからだということがわかりましたね。伝説と言われているのは伊達ではありませんでした。
伝説と言われた理由は・・・
- キャラ愛に溢れ難しい役を期待以上に演じた
- 大人気ミュージカルを作り上げた立て役者
- 2.5次元ミュージカルの一般化に貢献
- かとべゾーン(笑)
かとべで伝説を創った加藤和樹ですが本人の性格が控えめなのかテニミュで存在感を示した実力の割に知名度はいま一つのようです。力はあるので今後の活躍にも期待ですね!!。