ロックバンドのPay money To my Pain通称P.T.PのボーカルK(後藤慶)さんは2012年に逝去されています。
Kさんの死因や患っていた精神疾患、などについて調べてみようと思います。
またロックバンドのONE OK ROCKのtakaさんとの関係についても調べていきます。
目次
命日は?
Pay money To my PainのボーカルのKさんは2012年の12月30日に急性心不全で他界しました。享年は31歳でした。
Kさんは横浜市内にある自宅で12月30日の朝に急性心不全でお亡くなりになっています。葬儀に関しては、ご遺族の意向で近親者のみで執り行われました。
死因
急性心不全で他界したKさんですが亡くなる半年前から精神疾患に苦しんでおり、その治療中の矢先のことでした。
精神疾患のためツアーは中止し、復帰に向けリハビリに励んでいました。そんな中、死亡する2日前にの12月28日には復帰プランをメンバーで話し合うことになっていました。
29日にはメンバーに向けて「年明けにみんなで会おう」とメールを送ったことがメンバーへの最後のメッセージになったようです・・・・。
死因に関しては精神疾患を患っていたということで、自殺や薬物によるショック死のウワサもあるようです。
PTPのKが心不全で死亡。
信じられん。
俺が15歳の時にELLEの対バンで初めて見て、衝撃すぎて、カッコよすぎて。
そこからずっとファンで。
もうあのボーカルが聴けないなんて本当に嫌や。
あの4人でLIVE見れないなんて本当に嫌や。— Shuhei Tsushima (@TxSxU152) January 10, 2013
精神疾患
Kさんの精神的疾患とは具体的には公表されていませんが、一説にはうつではないかといわれています。
Kさんは精神疾患より、入退院を繰り返しています。そのため精神的ストレスでうつが悪化した結果、肉体にも不調をきたし急性心不全で亡くなった可能性があります。
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Pay money To my Painというバンドは作詞をボーカルであるKさんが手がけています。バンド名の「俺の痛みに金を出せというの」意味から分かる通り、Kさんは怒りや不満を楽曲制作につなげるスタイルで曲作りはKさんの人生の痛みを表現するタイプです。そのため楽曲制作はとても苦痛で痛みを伴う物でした。
Kさんはそういったタイプの人間なのでミュージシャンとしての生き方は強い苦痛を抱えおり、痛みや苦痛を吐き出して苦しみ、もがきながら音楽を作るという生き方はKさんらしかったのやもしれませんが、とても大変だったようです。
痛みを抱えながら音楽でその痛みを表現する繊細なKさんの生き方は精神疾患を抱えてしまうのは必然だったのかもしれないですね・・・・。
結局Kは病死なのかなあ?精神疾患による体調不良からツアー中止で死亡。元気そうに見えただけに謎が多すぎる。今日はPTP聞きながら飲も。
— 深森 (@fukamory) January 10, 2013
ドラッグ・自殺
一部の噂では死因にはドラッグによる急性のショック死や精神疾患からの自殺とも言われていますが、ptpののベーシストのT$UYO$HIさんのブログによるとKさんの司法解剖の結果、自殺の形跡や薬物の反応は全くなかったようです。
死因・結果
ドラッグや自殺というのは根も葉もないただのウワサでKさんの名誉のためにも改めて死因を記載しますが、急性心不全での死亡が正しいようです。
心不全は病名ではありません。まず心臓の働きが低下します。そして血液の循環が悪くなり発生し息切れなどを伴います。心不全はそういった体の不健全な状態を指します。
2019年4月5日にバンドの『ヒトリエ』のボーカル・ギターのwowakaさんもKさんと同じ31歳の若さで急性心不全で亡くなっています。
引用:fromAしよ!!
急性心不全は加齢によりリスクは高まります。ですが30代や40代といった比較的に若い人でも起き高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満、運動不足、偏食、ストレスなどを危険因子にして、心筋梗塞になりそれにより、急性心不全が起きるようです。
Kさんの場合は、この中の要因では喫煙とストレスが主な原因になります。
痛みを表現するKさんは日ごろから強いストレスを感じて精神疾患も抱え、入退院を繰り返しもしていたので、そういった強いストレスが急性心不全の引き金になったのかもしれないです。
急性心不全で亡くなる若い人はそれなりに多いので、とても残念ではありますがその辺りは仕方がないことなのかもしれませんね・・・・。
他にもDragonAshやFear, and Loathing in Las VegasのベーシストもKさんと同様に急性心不全で亡くなっています。
KとTAKA
人気ロックバンドONE OK ROCKのボーカルTAKAは生前から対バンなどの交流があり、KさんやPay money To my Painをとてもリスペクトしています。
引用:twitter
そんな中で今回の訃報を受けて発売されたptpの4thアルバム『gene』ではKさんが生前録り終えていた曲とボーカルが未収録だった曲にゲストボーカルを迎えています。その中の一人にONE OK ROCKのTAKAが選ばれ、ptpのアルバムに参加しています。
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アルバムに参加したTAKAさんコメントが公開されています。
“Voice From Friends”
こんな形でこのアルバムに参加したくはなかったですが、
全ての曲を聞き終わった後に本当に自然と涙が出てきました。それはなんとも言えない感情であり、
言葉では言い表せない感情でした。
ただ僕も一曲ではありますが、
魂を込めて歌わせてもらいました。
そしてその魂をあのアルバムに参加した全てのアーティストからも感じました 。
悲しくもKの最後の歌声になってしまったアルバムですが、
Pay money To my Painを知ってる人にはもちろん、知らない人にも聞いて欲しいと思います。
-Taka(ONE OK ROCK)
引用:激ロック
KさんをリスペクトしていたTAKAさんだったので、このような形で関わることになったのはとても残念だったことがコメントからも伝わってきます。TAKAさんとしても不本意だったようですね・・・・。
引用:youtube
こちらがTAKAさんが参加した『Voice』という曲の歌詞の一部です。
i hear your voice
鳴り終わる その音はその後もまだ僕らのカラダん中
残響が埋め尽くしてる
そこから聴こえてくるモノは言葉やメロディではなくて
今も僕の中で生きている彼の声引用:はなゆうのとっとこ人生
Kさんはファンだけでなく業界への影響も計り知れない人間だったようですね。圧倒的なカリスマと心を打つ楽曲が音楽シーンへの影響力がリスナーだけでなく業界関係者にもあったようですね。
ちなみにONE OK ROCKのアルバム『人生×僕=』に収録されている「Smiling down」という曲はKさんにささげた曲ではないかとも言われています。
音楽シーンで圧倒的なカリスマを見せていたKさん彼は亡くなってしまいましたが、彼の音楽は色あせることなく現在でもファンを増やし続けています。
ロックスターが早世したからと言って安易に神格化するのではなく、Kさんが生きた証として伝説としてではなく楽曲を楽しみたいですね!。Pay money To my Pain、機会があればぜひ聞いてみてくださいね。
Pay money To my PainのKについて調べてみました。最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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